原題は「カエルの王様」だったかもしれません。あるいは、
はだかの王様と混合してしまっているかも。。
今でも覚えていますが、子供の手には少し大きめ、A4ほどのサイズだったでしょうか。
皮のような質感で、赤い表紙に、金の縁取り枠が施してあって、
それはそれは綺麗な表装の絵本でした。
世界の絵本がテーマで、いくつかのストーリーが入っていたのですが、
中の挿絵もとっても素敵だったので、何度も読み返したのを覚えています。
一番興味深かったのは、その「カエルとお姫様」の話は・・・。
ボールを拾ってくれたカエルを、お城に招待することになり、
王様がとってもメッチャいい人で、さすが王様と思わせる人柄
気持ち悪いと嫌がるお姫様に、約束を果たすように言います。
最終的に、お姫様が耐えきれなくなって、
カエルを壁に投げつけ、その瞬間に王子様に変身!
「あなたの優しさで、元の姿に戻ることが出来ました~♪」というのです。
子供心に、壁に投げつけるのが優しさなのか?
という疑問がぬぐい切れませんでした。(^^;