スモッキングプリーターの使い方

2011年02月19日

スモッキングプリーターとは、その名の通りですが、
プリーツを寄せるためのニードルマシーンです。

スモッキング刺繍には様々な手法がありますが、
一番簡単に始めるには、このプリーターの存在が欠かせません。

学校を卒業当時、日本ではスモッキング刺繍の書籍は、
図案も手法を紹介した本も1冊もありませんでした。

けっして大昔のことではありません。母が若い世代に流行ったのに、
その後、手間がかかり過ぎて忘れられてしまったのでしょうか。

学校で習った手法の手間がかかり過ぎることといったら!
(この手法はず~っと後でご紹介する予定です。)
だって、海外ではスモッキング刺繍の子供服は、デザインも豊富で、
とってもリーズナブルな価格であるのに、なんで?

ある時に、海外の手芸雑誌を見つけ、その中にスモッキング刺繍はありました。
プリーターも広告があって、注文が出来るようになっていました。
英語は決して得意ではありませんでしたが、どうにかして、
私はこのスモッキング プリーターを購入しました。

現在では日本でも通信販売の会社があるようですが、
種類は1型しかなくて、価格も2万~3万前後(送料込)安くはないですね。
ただ、もう少しリーズナブルな小型もあるので、気になる方はご案内します。
さて、機械とはいっても動作は手動で行いますので、そんなに難しくはありません。
これが愛用しているプリーター、アマンダ ジェーンです。

スモッキング プリーター

横から見るとたくさんの針が並んでいるのが解ります。

スモッキング プリーター2

これだけ針がたくさんあると、いままで放置されていた糸通しが、
フル活用となりました。いまでは必需品です。(笑)

スモッキング プリーター3

ここで使う糸・布にの扱い方については、後日別枠でブログに書くこととします。
巻き付けた布をプリーターの後ろにセットし、布の先端を巻き込んで、
横にあるハンドルで、手前に巻いていきます。

プリーティング

この巻き込み部分がちょっと解りにくいですよね?
定期的にご紹介していくようにしますね。
巻き込んでいくと、ご覧のようにジャバラ状になって出てきます。
アコーディオンのようですね。

プリーティング3
ここは、焦らずジャバラになった部分を手前に引き出しながら、
少しづつ、少しづつ、巻いていきます。
針通りが悪い布を選んでしまった場合には、
このプリーター、針がとっても折れやすいんです!

ゆっくりやれば、かなり回避できますが、
針は専門的過ぎて、日本国内では扱っている手芸店がほとんどありません。
都内で一か所だけ心当たりがありますが、
私の場合は、海外で直接購入しています。

しかも安くない。12本で$24前後(送料は別)
このアマンダは、MAX24本の針を使うことが出来ます。全然足りません。(>_<)
送料は重量によって変わりますが、ある程度はまとめ買いしたほうがお得ですね。
さて、ジャバラの完成です。
このあと、糸の始末などがありますが、それはまた後日に・・・。